時間の掛かるうつ病の治療には理解が必要不可欠

女の人

原因となるストレス

ハートを持つ医師

病気の予防を考えた時、まず思い浮かぶのが「原因を知る」ということでしょう。原因が分かっていれば、効果的な予防が可能と言えるからです。近年問題となっているうつ病の主な原因はストレスと言われています。ストレスには様々なタイプがあり、ストレスを軽減することで病気のリスクを減らせるのでしょう。一般的に有名なストレスという言葉は、元々物理学で用いられていた言葉です。「刺激により物が歪む」ことを表す言葉で、現代では心や身体に影響を与える刺激及び負荷のことを指すようになっています。社会的ストレスの場合は基本的に学校や職場などでの仕事や勉強に対する重圧や期待、対人関係からストレスを生じるのです。生真面目で完璧主義、几帳面で責任感の強い方は社会的ストレスを感じやすいと言われています。ストレスを感じていても自分一人で解決しようとしてしまうからです。同じような出来事が起こった場合、ストレスの感じ方は人それぞれ違います。ストレスを感じやすい出来事は人によって違うのです。その為、自分だけが苦しんでいると思うことが多い方は社会的ストレスを感じやすいと言えるでしょう。周りの状況をしっかり把握して、自分だけが苦しんでいる訳ではない事を認識するのが大切です。次に心理的ストレスですが、心や感情の変化から生じるストレスと言われています。将来を不安に思う方は多いですが、そのような自分の将来に対する漠然とした不安、自信の喪失などが原因です。自信の喪失は主に仕事や勉強の失敗や挫折によって生じます。親しい友人や肉親、恋人との別れなどの喪失体験からストレスを感じることも多いでしょう。また、社会人ともなると怒りや悲しみといった感情を表に出すことが難しくなることがあります。そのような感情を内に留めておくことでストレスが生じるので、うつ病にならないためにも怒りや悲しみといった感情を素直に表すことのできる場所を作っておくと良いでしょう。友人や家族に相談できない場合は、心療内科や精神科の医師と相談してみるとストレスを溜めずに済みます。環境的ストレスの場合は、転勤や転校、または結婚など身の回りに起こった変化が原因のストレスのことです。最近では小さな子供がうつ病を発症するケースが増えてきています。これは引っ越しや転校などの変化から来る環境的ストレスが原因となっていることが少なくないでしょう。生活環境が変わってしまうと少なからずストレスが生じます。変化した生活環境が自分にあっていない場合は、環境的ストレスを感じることがあり、通勤や通学、部屋の照明や使い慣れないインテリアなどが原因として挙げられるでしょう。ストレスを感じている場合は、一度自分の置かれた環境を見直し、整理していくことでストレスを軽減することができます。最後に身体的ストレスですが、大きな病気や怪我などが原因となるストレスです。うつ病を併発させてしまう可能性があります。病気や怪我をしているからと見逃されることが多いストレスなので、注意が必要になるでしょう。