時間の掛かるうつ病の治療には理解が必要不可欠

女の人

病気になりやすい気質

医者とナース

病気になりやすい人がいるということは、一般的に有名なことです。肥満の方や、生活習慣が乱れていたりする方は、病気のリスクが高いと言えるでしょう。近年、患者が増え問題視されているのがうつ病です。この病気には病気になりやすい気質や性格があるので紹介していきます。気質とは心理学・精神学用語です。元々先天的に個人に備わっている性質のことを言います。ストレスなど、特定の刺激に対する反応は先天的に決まっていると言われているのです。気質はいくつかのカテゴリーが存在しています。その内の3種類がうつ病になりやすい気質とされているのです。循環気質の場合は、双極性タイプの病気になりやすいと言われています。循環と言うのはポジティブとネガティブな気分を繰り返すという意味です。明るく、気分が高揚している状態から気分が沈み、塞ぎ込んでしまうといった状態を繰り返します。社交的で活力のある性格の方が当てはまる気質で、対人関係も良好でユーモアがあるので病気になりやすい気質とは思われないでしょう。しかし、突然沈黙したり物思いに耽る、ネガティブな感情が湧いてきて物事に対して悲観的になったりもします。次に執着気質ですが、責任感は人一倍強く生真面目、何に対しても全力で取り組む気質です。傾向としては完璧主義者が多いでしょう。約束事は必ず守りますし、仕事などを頼まれた場合は全力で対応する誠実な気質です。しかし、自分と同じ対応を周囲の人間にも求めるので、自分と周囲の人間の温度差に苦しむことがあります。自分自身を必要以上に追い込みすぎてしまうことはストレスを溜めてしまう原因になるでしょう。メリハリを付けることができない不器用さがあると言えます。メランコリー親和型気質はネガティブな感情を持ちやすい気質です。メランコリーは英語で「悲観や憂鬱」などを意味する言葉で、ネガティブな感情と親和性が高いという意味になります。うつ病になりやすい気質とも言えるでしょう。一般的に気配りや気遣いができ、和を重んじる常識的な一面を持っています。ですが、周りの人間が自分に対してどのように評価しているのか気にしていることが多いでしょう。基本的にグループ内で何か起きると、自分が悪いと思い込むことが多いのです。悲観的に全ての物事を判断することが多い気質と言えるでしょう。うつ病になりやすい気質の特徴として、心のバランスが崩れやすいことが挙げられます。ですが、実際に必ずうつ病になるという訳ではありません。これは、病気になりやすい気質を知っておくことで病気の予防や早期発見に役立つからです。しっかりと対処していれば、上記の気質に当てはまる方でも健康に生活している方は沢山います。自分が病気になりやすいかどうかを知っていることが大切なのです。あくまでも主観的に病気になる可能性が高い気質ということであって、上記の気質に当てはまらない方でも油断は禁物でしょう。心の病気の予防には、客観的に自分を見ることが大切です。